佐久間内科小児科医院 二本松市,二本松駅 内科,小児科,心療内科

診察室より~その3~

もくじ

メッセージ

インフルエンザシーズンに向けて

   もうすぐ11月を迎えます。例年のごとくの、インフルエンザのシーズンが近づいてきました。いずれは収束するにしても、COVID-19が未だすっきりしないままのインフルエンザシーズン突入は、正直なところ憂鬱です。

   今年の夏の南半球の状況では(向こうは冬)コロナ禍による自粛のおかげでインフルエンザの流行はなく、故にこちらの冬もさほどではないのではと、楽観的な期待をおっしゃる方もおられるようです。

   だっけどねえ。楽観的憶測で痛い目に遭いたくはありません。
   どのような状況になろうとも、当院の医療体制を維持していかねばなりません。
   これまで通り37.5℃以上の発熱や、だるさや喉の痛み、咳などの症状のある方は、まずは当院に電話していただき(0243-22-0570)、駐車場のお車の中かご自宅にて待機していただくようお願いいたします。唐突に当院へのご入室はご遠慮願います。

   また、最近は心療内科の受診患者さんが増えております。インフルエンザワクチン接種の時期でもあり、待合室が混雑しております。
   心療内科は予約制ではありません。ただし、土曜日午前の受診は出来る限りお控えくださるようお願いいたします。平日であっても、状況によっては他日のご来院をお願いする場合もあるかもしれません。

   ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和2年10月26日

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COVID-19 感染が疑われる場合の対応

 先々週末、福島県北保健所より新たな通知が出ました。感染が疑われる症状として、「発熱37.5℃以上」は消えております。
「症状が4日以上続く場合は相談センターへ連絡」は残っております。
  普通の「風邪」とCOVID-19 では、症状が出はじめの頃は区別のしようがありません。風邪と思い受診しても、実はCOVID-19 に罹っていたら、待合室で他の患者さんにうつしてしまう可能性も出てきます。

 受診医療機関でのCOVID-19 感染の拡大防止のために、安易な受診を控えることは、もちろん必要な対応と思います。
  とはいえ、それほどひどい症状ではない、呼吸が苦しいわけでもない、でも、咳が出て困る。それでも受診は出来ず、「4日待って相談センターへ連絡」はあんまりでしょう。酷な話です。

 このところ、咽頭痛や咳を症状として受診される患者さんの中に、やたら申し訳なさそうな顔をされる方が増えてきました。発熱がみられる場合はもちろん、咳だけでも事前に電話されてくる方々がほとんどです。
   それでも、「受診してもよかったんでしょうか」。
   そんな面持ちで診察室へ入ってこられる方もいらっしゃいます。

 身体や心に困ったことがあれば、なんとかしようとするのが本来の医療の筈です。
   症状が異様に重く感じる(息苦しさやだるさ)、高熱がある方はまず帰国者・接触者相談センターに連絡し、指示を仰ぎましょう。
   そこまでではない状態で、それでも我慢できない方は、当院へ電話連絡していただいた上での受診としております。
   万が一に備え、こちらも診療の準備を整えた上(他の患者さんがいなくなるまで等)、診察いたします。そのため、いったんは駐車場のお車の中でお待ちいただくなどの対応を取らせてもらっています。

 すべての患者さんにCOVID-19 感染の可能性があります。しかし、そうではない、ただの風邪或いは細菌感染による急性咽頭炎の場合もあり得ます。むしろ、その可能性の方が高いでしょう。鎮痛剤や、場合によっては抗生剤の服用により治る、楽になるのであれば、早めにそのような対応を行うべきと考えます。

県北保健所よりの通知は下記をご参照ください。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045c/coronavirus-taiou.html#center

令和2年5月19日

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ワクチン接種時間変更についてのお知らせ

 今年3月1日のこのページに、「大切なことは高齢者や重い持病を持つ方など、感染すべきではない方々を如何に守るかということと思います。基本的には、毎年流行するインフルエンザと同程度か、ちょっと上のレベルかなと」と記載しました。

 2ヶ月経った今、東京都では感染者数がやや減少傾向にあり、福島でも二本松郵便局以来、爆発的なクラスター感染はないものの、未だCOVID-19感染症収束には至っていないのが現状です。インフルエンザと同程度どころではありません。学校休校や飲食業の停滞をはじめ、社会的影響は計り知れなくなっています。COVID-19 診療に携わっている病院医療者の疲弊は、限界に達していると聞いています。

 一昨日、当院が休日当番医でした。
   発熱や喉が痛い、いわゆる風邪症状の患者さんが数人いらっしゃいました。当院ではCOVID-19 感染症対策として、そういった場合、他の患者さんへの影響を考慮し(差別ではありません)、院内に入る前に電話していただくこととしております。

 それでもやはり、受診することによりCOVID-19 がうつるのではとの不安があるのでしょう。通常に比べ、受診者数は激減していました。休日当番医に限らず、平日も同様の状況です。
   これは当院だけではありません。全国的な傾向のようです。特に小児については、一般開業医、かかりつけ医の受診者数は確実に減っております。

 ここで心配になるのが、予防接種件数も減っていることです。満2ヶ月から開始のヒブや肺炎球菌ワクチン、1歳で接種すべきMR(麻しん風しん)ワクチンなど、全体的な接種件数の減少がみられます。
   COVID-19 を怖れワクチンを接種せず、結果として麻しんや風しんが流行することなど、あってはいけません。

 これまで、当院での予防接種では可能な限り、発熱や風邪症状のある患者さんとの接触は避けて行ってきました。この時期、それでも不安を抱かれる方も多いものと思います。
   よってしばらくの間、当院での予防接種時間帯を下記のように変更いたします。
   COVID-19 旋風の中での対応策の一つです。
   よろしくお願いいたします。



令和2年5月7日

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電話等による再診・初診のお知らせ

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大がとどまりません。「不要不急の外出自粛」が叫ばれ、もちろんそれは大切なことです。

 医療機関への受診は「不要不急」ではないにしても、出来れば行きたくない、行かずにすめば助かる。そのようにお考えになる方がいらっしゃってもおかしくはないでしょう。

 4月10日、厚労省より通知があり、「電話や情報通信機器を用いての診療(再診・初診)」が可能となりました。高血圧症や糖尿病などの慢性疾患で当院に通院されている患者さんは、私との電話でのやりとりにて状態が安定していると判断した場合に限り、診察室に来られなくとも「再診された」こととし、お薬を処方させていただきます。

 「ちょっと咳が出る」、「喉が痛いかな?」という場合も、症状が軽く、以前に当院を受診したことがある方に限り(当院を過去5年以内に受診された方とさせていただきます)、私との電話でのやりとりにて「診察」とし、「初診の患者さん」として(必要と判断すれば)お薬を処方いたします。

 本来は、直接向き合って診察させていただいた上で処置なり処方を行うことが診療の基本です(=対面診療)。「電話や情報通信機器を用いての診療(=電話診療)」は、あくまでもCOVID-19が猛威を振るう現状だからこその臨時処置です。
   下記の手順に従い対応していただけますよう、よろしくお願いいたします。

 信頼関係の上で成り立つ対応策でもあります。手順にご納得されない方は、電話診療をお断りさせていただきます。ご了承ください。

 

電話診療手順

  1. 再診では当院かかりつけの高血圧、糖尿病、高脂質血症などの患者さん、初診では過去5年以内に当院を受診されている方のみを対象とします。
  2. 診療受付け時間内に、当院にお電話ください(0243-22-0570)。
  3. スタッフが対応します。まずは「電話診療を利用する」旨をお伝えください。
  4. 患者さんの氏名、性別、生年月日、健康保険証情報その他をお聞きしますのでお伝えください。
  5. 患者さんの状態・症状を簡単にお伝えください。
  6. 私がすぐに電話対応出来ない場合は、そちらのご連絡先をお伝えいただいた後いったん電話を切っていただきます。そのままお待ちください。折り返し必ず電話いたします。
  7. お話を伺い、状態・症状を確認の上、対面診療なしの処方のみで可かどうか、判断させていただきます(対面診療が必要と判断した際は、受診をお勧めします)。
  8. 処方箋の受け取りと診療費のお支払いは、当日診療受付け時間内に、患者さんのご家族か知人(ご本人でも可)が、当院受付けにいらっしゃってください。その際、ご本人の保険証と当院診察券は必ずご持参ください。
  9. 保険証の確認のないまま、処方箋を当院より調剤薬局へFAXはいたしません。何卒ご了承ください。

令和2年4月16日

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )との向き合い方

 先月6日の当ページ「新型コロナウイルスへの対応について」に、「幸いにして、本日の時点で福島県ではコロナ発症の報告はありません」と出しましたら、なんと翌日に県より感染者発表がありました。

 今度は一昨日の非常事態宣言が発令された途端の昨日、当二本松市ではじめてのCOVID-19 感染者公表です。当地が安全と思っているわけでなかったにしても、「とうとう来たか」といった感じです。

まして感染者は、当院より直線距離で100m足らずの郵便局職員です。身近な出来事にちょっと驚きました。
   とはいえ、ウイルスが羽をつけてブンブン飛んでくるわけではありません。「密閉・密接・密集」に極力気をつけることで、感染は防げると云われています。

具体的には、

  1. 可能な限り外出は控える。定期的な室内換気
  2. 外出の際は出来るだけマスク着用。なければ何かしらで口と鼻を覆う
  3. 外出時には可能な限り人の密集や会話を避け、人との間隔は2m開けることを心がける(隣の人とお互い水平に腕を上げた間隔)
  4. 帰宅時はすぐに手洗いとうがい、洗顔施行。手洗いは石鹸で隅々まで

 などが挙げられます。
   極端なことを云ってしまえば、どこにも行かず自宅に閉じこもり、誰とも会わなければ完璧に安全、ということになります。現実的に無理でしょう。
   最低でも上記4点を心がけたいところです。

 手洗いにアルコール消毒を強調する方がいらっしゃいますが、個人的には「流水と石鹸」で十分と思っています。付着したウイルスや細菌は、洗い流すことでそれこそ滝のように流れ落ちます。

 わずかなアルコールを手に塗りつけるより、洗い流す方が確実でしょう。アルコール消毒は、十分な手洗いが出来ない状況でのみ行うべきと考えます(建物の入口など)。そもそもアルコールは生き物を殺す薬剤です。かえって皮膚を傷める可能性もあります(キズは消毒しなくともいい理由参照)。

 感染者の8割は軽度の咳や喉の痛み、微熱、あるいは無症状で終わると云われるCOVID-19 ですが、重症化は2割、死亡率は約2%とされています(地域によって統計に差が出るかもしれません)。70歳以上の方が感染した場合の死亡率は約20%という恐ろしい数値も出ています。

 ご高齢の方々を守る意味でも、全員で感染に注意を向ける努力が必要です。ウイルスの治療薬やワクチンが開発されるのには、まだまだ1、2年ほどの時間がかかるとのことです。

 これまで、人類は何度となく感染症の世界的大流行(=パンデミック)を経験してきました。多くの感染者と死亡者を出したものの、パンデミックで滅びた国などありません。人類は勝ち続けています。

 感染が収束する日は必ず来ます。
   やみくもに怖れることなく、正しくCOVID-19 と向き合いましょう。

 付け加えて。
   近隣でのCOVID-19発生もあり、当院内での院内感染予防のため、下記をお願いすることといたします。

 ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和2年4月8日

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新型コロナウイルスへの対応について

 北海道での感染状況はとんでもないことになっています。一刻も早い終息を願うものの、この悲劇がいつまで続くのか。

 正直なところ、先が見えません。そもそもの発端となった中国では発症者数が減少しているとのことですが、それさえもどこまでが真実なのか。私には信じ難い部分があります。

 あり得ないこと、あってはいけないことが現実に起きています。

 現時点で、中国を中心として全世界で約8万7千人、死亡者数は約3千人という報告がある以上、看過してはいけない状況ではあるのでしょう。

 ですが、本来はしょせん風邪ウイルスに過ぎない「コロナウイルス」です。

 不謹慎な言い方になるかもしれません。死亡率で云えば、もっと怖ろしい感染症があリます。或いは、交通事故はどうでしょうか。

 大切なことは、高齢者や慢性疾患を持つ方々が命を奪われないように配慮すること。それに尽きると思っています。

 北海道に限らず、日本全国あちこちでコロナウイルスPCR検査陽性者の報道が相次いでいます。残念ながら、陽性者の「状態」の補足はありません。単に「陽性」ってことだけです。

 大切なことは「状態」です。呼吸困難があるほどの重症かどうか、ただの咳程度のものなのか。

 コロナに罹っているかどうかではなく、状態がどうなのかが大切です。

 出たとか出ないとかだけの、報道に惑わされてはいけません。

 幸いにして、本日の時点で福島県ではコロナ発症の報告はありません。あくまでも、「幸いにして」です。

 現状では、いつ出てもおかしくはないでしょう。

 福島県県北地方での帰国者・接触者相談センター(TEL 024-534-4108)の相談の「目安」が、以前は「中国への渡航歴」が含まれていましたが、現在は下記です。

  • 風邪の症状や 37.5 度以上の発熱が 4 日以上続く方
    (解熱剤を飲み続けなければならない方も同様)
     
  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方

 推奨されるのは、症状があれば安易に医療機関を受診せず、まずはセンターに相談することです。

 よって当院では、下記の対応とさせていただくことといたしました。

 ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

令和2年3月6日

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ヒブワクチン出荷停止解除、そして新型コロナウイルス

 先日、厚労省の指示で突如出荷停止となったヒブワクチンが、「調査が終了し出荷再開」となったとのことです。

 製薬メーカーはそう述べるのみ、どのような調査をしてどのような経緯で再開に至ったかの説明はありません。いずれにせよ、再開となったことは喜ばしいことです。

 3月より、1、2回目を優先はなく、打つべきお子さんには全員接種出来ますのでご安心ください。

安心出来ないのは、新型コロナウイルス騒動です。

 9年前を思い出します。3.11。東日本大震災後の福島第一原発事故。

 放射能の恐怖に怯え、日本中が福島を警戒しました。恐怖を煽る報道が連日流れ、福島県民、特に沿岸部の方々は避難所を点々と、自由を奪われました。あたかも、ダイアモンド・プリンセス号の乗客のように。

 何が正しくて正しくないのか、安全と危険の違いは何なのか、放射能に関する正確な情報がないまま日本中が右往左往したあの時期。今と同じです。

 「フクシマ」が「コロナ」に置き換わっただけ。と言ったら言い過ぎでしょうか。

 偉そうなことを云える立場にはありません。ただまあ、感染力は強くとも重症化率は低い(=かかりやすくとも重くはならない)と云われる新型コロナウイルスに、何故ここまで大騒ぎしなくてはならないのか。何故、全国の学校を休校とまでしようとしなくてはならないのか。

もちろん、死亡者も出ています。発症すれば、発熱や咳等の症状に苦しむ場合もあり 得ます。感染していいものではありません。

 とはいえ、大切なことは高齢者や重い持病を持つ方など、感染すべきではない方々を如何に守るかということと思います。基本的には、毎年流行するインフルエンザと同程度か、ちょっと上のレベルかなと。

 私たちのリスク・コミュニケーション能力の拙さは相変わらずと思います。そもそも、コミュニケーションが出来ていません。マスコミやSNSの話に振り回されるのみ。

 マスクやトイレットペーパーを買い求める人々。本当にそれを必要とする根拠は何なのか。女性用生理用品まで枯渇気味とのこと、どこがどうなってそうなるのかわかりません。そのうち、食料品まで買い占められるのかな。ガソリンまで足りなくなったりして。

 それを思うと、以前の新型インフルエンザ騒動、それよりずっと前のオイルショック騒動(ご存知ない方も多いかもしれません)も同じです。

 日本人が成長しない人種なのか、そもそも人間ってこんなものなのか。

 ともかくも、一刻も早い騒動の終息を願います。

令和2年3月1日

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ヒブワクチン出荷停止のお知らせ

 ワクチンに不備が発見され(注射針にサビが付着)、製造元よりの出荷が一時的に停止されることとなりました。
それに伴い、厚生労働省より1回目、2回目の接種を優先するよう通達がありました。当院もそれに従う予定です。しかし、在庫に限りがあるため、接種のご要望に必ずしもお応えできない場合もあり得ます。

 ご迷惑をおかけします。ご了承ください。

 令和2年1月31日

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年末ごあいさつ

 クリスマスだの年の瀬だのと、ついこの前聞いたような気がしていましたら、すぐにまた、クリスマスだよ年の瀬だよという声が聞こえる時期になっていました。歳を取る毎に時間の流れが速くなっていることを、今更ながら実感しています。

 時代は令和に変わり、あり得ないような自然災害が繰り返された1年でした。震災被害に遭われた方々には、改めまして心よりお見舞い申し上げます。
当院はスタッフの入れ替わりなど、バタバタとした時期もあったものの、大きな異変もなく診療を続けることができました。当院に関わってくださった全ての方々に感謝します。

 やりたいことはまだあるものの、何となく一歩が踏み出せない状況ではありますが、「あたりまえの医療をあたりまえに提供すること」を忘れずに、患者さんと向き合っていきたいと思います。

 来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 令和元年12月24日

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当院医療事務スタッフ

 昨年暮れ、医療事務募集のお話をさせていただいてから時間が空いてしまいました。おかげさまで現在、事務スタッフ二人体制となりました。

 当然ながら、医療は医者だけで対処できるものではなく、当院の場合は特に、事務スタッフ・看護スタッフとの連携が重要となります。

 チームワークを維持しつつ、今後とも来院される患者さんを暖かく迎えられる診療所を目指します。

 何卒よろしくお願い申し上げます。

 令和元年8月30日

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医療事務募集のお知らせ

 医療事務資格有り、経験有りの方を募集いたします。受付け、電話対応、診療報酬請求その他が主な業務となります。当院はお子さんからお年寄りまで患者さんは幅広く、診療内容も内科小児科、心療内科、ウェット療法、禁煙治療、予防接種と多岐に渡っており、物おじせず、にこやかな笑顔で臨機応変に対応できる方をお待ちしています。

 ご興味をお持ちくださった方は、まずは医院にお電話くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 平成30年12月11日

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医療法人化のお知らせ

 本年5月1日より、当院は「医療法人クラプトン 佐久間内科小児科医院」として再出発することといたしました。
 法人化とはいえ、診療形態が変わることはありません。「内科・小児科・心療内科」を標榜とし、これまで通りの「支援」を目指した医療を心がけます。
 もっとも、経営上の安定を図り、診療内容をより充実させることが法人設立の目的でありますので、これまで通りというより、これまで以上の医療を目指さなくてはなりません。さらには、個人事業では成しえないことへの関わりも目的の一つと考えております。

 正直なところを申しますと。
 何ができるのか、おぼろげな面は多々あります。法人化という法的な手続きのみ、新たなことはまだ何もはじまってはいないのが現状です。
 何がはじめられるのか、どこまでのことができるのか。
 これからの当院を見守っていただければ幸いに存じます。
 何卒よろしくお願い申し上げます。
 

「医療法人クラプトン」命名の由来

 エリック・クラプトン(Eric Patrick Clapton)は1945年3月30日生まれ、イングランド出身の世界的ミュージシャンです。ギタリストとしての地位は、今や不動のものとなっています。
 1991年、彼はアコースティックサウンドを中心としたアルバム「アンプラグド」を発表します。中に「ティアーズ・イン・ヘブン」という曲が収められています。
 最愛の4歳の息子を事故で失ったクラプトン自身による作品です。息子に会いに天国に行きたいが、まだ早いかもしれない。自分はまだこの世界にいるべきであろう。この世界で強く生きる。天国に向かうのはその後でいい。
 そのような内容の歌詞と解釈しています。
 当時の私は、大学病院の血液内科に所属していました。医者になり6年目、ようやく医療がわかりかけてきた時期。しかし、白血病をはじめとする悪性血液疾患のほとんどが不幸な転帰を迎える時代でした。担当となる患者さんのほとんどが亡くなるのです。医者としての自分に無力さも感じていました。
 そんな時、この歌に出会えました。
 逝った人を想う気持ち、強く生きることの尊さがこの歌には込められています。
 以来私は、エリック・クラプトンを人生の師と勝手に思い込むようになりました。 そういった理由から、当法人名を「クラプトン」とさせていただきました。
 何の意味もないまったくの偶然ではありますが、私の誕生日もクラプトンと同じ3月30日です。

平成30年5月14日
 

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インフルエンザワクチン実施中

 今月よりワクチン接種を開始しております。マスコミ・ネットで報道がされている通り、今シーズンはワクチンの供給量が少なく、ここ5年では最低だそうです。ワクチン関係者よりは、昨年の7?8割程度とも聞いています。

 厚労省より、「13歳以上では原則1回の接種とする」という通知も出されました。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000177816.pdf

 当院でのインフルエンザワクチン接種は予約制ではありません(予防接種のページの「今シーズンのインフルエンザワクチン接種について」参照)。接種希望日の前々日までに当院へご連絡いただき、来院いただければ接種ということにしております。

 接種をお考えの方は、お早めに接種されることをお勧めします。

 今のところワクチンは十分にありますが、いつ足りなくなるか予想がつかない面も多々あります。

 希望される方には、可能な限り接種させていただく所存でおります。

平成29年10月26日

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県民健康調査・甲状腺検査開始のお知らせ

1月にお伝えした通りです。
3月より県民健康調査・甲状腺超音波検査医療機関の認定を受けました(診療内容・甲状腺検査のページをご参照ください)。

http://fukushima-mimamori.jp/thyroid-examination/kyoten/

  2011年3月11日・東日本大震災→東京電力福島第一原子力発電所事故以来、放射性物質拡散による健康被害が懸念されたため、当時(概ね)18歳以下であった福島県の子どもたちに定期的な甲状腺超音波検査が行われることとなりました。福島に住む方ならば、みなさんご存知のことと思います。検査は2011年10月よりはじまり、現在は20歳未満では2年に1回、20歳以上では5年に1回実施ということになっています。

  検査がはじまった後、「福島県の子どもたちに甲状腺がんが増加している」という報道が一部のマスコミから出されるようになりました。それこそ、思い出したように度々流れます。実際に増加した事実はありません。
  甲状腺超音波検査を大々的に行うようになり、これまでは見つけようがなかったものが見つかるようになった、それだけの話です。

  その延長で、超音波検査が過剰診断・過剰治療につながるのではないかという批判も出ています。甲状腺には無治療でも進行がみられない「がん」が存在するとも云われているために、放っておいてもいい「がん」をわざわざ見つけ出し、手術する必要があるのかと。
でもね、そうなると。
はじめから、甲状腺検査などやらなくてはいいということになります。
そもそも、無治療でも進行がみられないかどうかは、発見した時点で判断がつくものではありません。

  震災当時、福島県にお住まいだった子どもさんがいらっしゃる保護者の方々には、いつか我が子に「甲状腺がん」が発症するのではないかという不安が、多かれ少なかれあるわけです。そんなことはまったく心配していないとおっしゃる方も、少数ではありますがいらっしゃいます。それはそれでいい。
  不安を抱く方々に対して、被ばく線量が少ないとか、福島はチェルノブイリとは違う対応をしたとか、100mSvがどうの、LNT仮説はおかしいと理屈を説明しても、不安が解消されるものではありません。不安は感情から生まれるものです。

  不安を受け止めるための甲状腺検査であってこそ、意義あるものと考えます。甲状腺がんができたとしても、それを可能な限り早期に発見し、治療する体制づくり。それこそがこれまでもこれからも求められているのでしょう。
  当院が少しでもお役に立てることを願っています。

平成29年3月11日
3.11から6年目のこの日に

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甲状腺超音波検査認定試験を乗り越えて

  平成28年12月、福島県より通知をいただきました。
  ようやくです。ようやく、県立医大県民健康管理センター主体の甲状腺超音波健診を、当院にて行うことが可能になりました。
  長かった。

(福島県では、平成23年3月11日の東日本大震災に引き続く東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、県民健康調査の一環として当時0歳から18歳だった小児を対象に、2年に一度の甲状腺超音波健診を行なっています)

  1日がかりの講習を3回と、2回の実習(ハンズオンセミナー)を受け、甲状腺超音波検査認定試験に合格した後、3回の学校健診に参加し、県から健診実施医療機関としての認定を受け、そこからまた、県立医大との打ち合わせに入ります。
  当院が健診を行うために、乗り越えねばならないハードルがいくつもありました。

  平成25年4月から講習を受けはじめました。
  2回の実習が終わり、はじめての認定試験が平成27年(おととし)の2月でした。筆記試験は受かりましたが、実技試験は落ちました。翌月も試験の通知がありましたので当然の如く受けに行きましたが、またもや不合格。

  それからが、地獄の日々です。
  結果通知には「不合格」としか記されていません。何故落とされたかわからない。
  甲状腺の超音波検査に取り組むようになったのは震災後です。しかしそれまでも、心臓や腹部の診察ではそれこそ聴診器代わりに超音波装置を診療に用いてきました。
  超音波を扱うことに関しては、それなりの自信とプライドを抱いていた次第です。それが、無残にも打ち砕かれた。

  3回目の認定試験が同じ年の9月に行われるとのことでした。今度こそ、です。3度目の正直成るか。
  実習での講師の先生方は「ちゃんと甲状腺を観てください。ちゃんと観れば合格です」と何度もおっしゃいます。ですけど、僕は「ちゃんと」観ているつもり。でもそれは、試験官には「ちゃんと」とは判定されない。
  「ちゃんと座りなさい」「ちゃんと人の話を聞きなさい」「ちゃんとちゃんとちゃんと・・・・」
  まさしく、発達障がいとされる子どもたちと同じ。ちゃんとやりたいのに、ちゃんとやっているつもりなのに認めてもらえない、ダメ出しの連続。そのうちに嫌気がさし、反抗的な態度になる。彼らが抱く辛さ、悔しさ、悲しみ、憎しみ、憤り、怒り。
  これまで、そんな子どもたちと関わりを持っていた筈なのに、彼らの気持ちがこの時本当にわかった気がしました。

  認定試験の合間に、受からない人のためのスキルアップセミナーが県医師会主催で企画され、実技講習会も3、4回あったのですが、全て参加しました。民間会社の有料実技セミナーもあると聞きつけ、それにも出ました。自分の超音波技術には何が足りないのか、何故落とされるのか、突き止めなければ結果は同じ。

  とはいえ、県立医大開催のセミナーにしても民間会社にしても、これといって間違ったところは指摘されません。やってみると、講師の方からは「いいですね、それでいいですよ」で終わり。
  でも落とされているわけです。どこが悪くて2回落ちているのか尋ねてみても、「今度こそがんばってください」。
  本当にこれでいいのか、これで間違いはないのか。不安は解消されないままでした。
  認定試験も講習会も、郡山の某病院が会場です。終わって駅までの帰り道、線路のガード下をとぼとぼと歩くわけですよ。悲壮感漂わせて。雨や雪の日はほんと惨め。

  そして9月。3回目の試験の日が来ました。
  またしても「不合格」。
  何がどうなっているのか、まったくわかりません。

  不合格通知を受け取った僕に、当院のスタッフの一人が、「もうやめてください。先生が落とされるなんておかしいですよ」と呟きました。それぐらい僕、落ち込んでいたようです。
  「いや、やめないよ。次もまた受けるから」
  「先生には、プライドってものがないんですか!」

  今度は突然怒りモード。勤務先の院長が落ち続けていることが、よほど情けなかったようです。
  スタッフたちにしても、試験が近づくと昼休みに交互に診察室に呼びつけられ、超音波の練習台にさせられるのですから、本心としてはたまったものではなかったのでしょう。
  でも、ここで引き下がるわけにはいきません。プライドの有る無しについては、逆なんですよね。プライドがあるから受け続ける。

  僕を落とすことがそもそもおかしい。そう思う気持ちが捨てようにも捨てきれなかっただけです。
  スパッと諦められれば、これほど楽なことはありません。それが出来ないから苦しい。

  4回目の試験が去年の2月でした。そこでようやくです。ようやくの合格通知が届きました。
  「きゃっ、よかったですね!」
  「プライドがない・・・」と怒ったあのスタッフが、驚くような歓声をあげました。全員がホッとした安堵の表情でした。

  3回目までは何が駄目で、4回目では何が良かったのか、思い当たる点が実はあります。
  今回のことで知り合いになった某病院の検査技師のHさんがおととしの暮れ、試験前にわざわざ遠方から当院にいらっしゃってくれました。甲状腺超音波のコツの本質を伝授してくださったのです。些細なことでしたが、おそらくはあれが大きなポイントなのでしょう。彼に救われた面は実に大きい。合格は彼のおかげと云っても過言ではありません。彼の支援のおかげで、僕は救われました。発達障がいとされる子どもたちが、何らかの支援で壁を乗り越えていくのと同じように。

  認定医試験合格からも中々すんなりとコトは運ばず、3回の学校健診のノルマを果たせたのが去年の10月でした。
  そこからまた手続きがいろいろとあり、これから県立医大との打ち合わせに入ります。健診医療機関としての稼動開始はまだ2、3ヶ月先の話としても、ようやく見通しがついた。正式に開始となれば、またここでお知らせいたします。

  ここに至るまでの間、何をやるにしても何かしら心に引っかかりを感じたままでした。診療中にもふと、「オレが医者なんてやってていいんだろうか。そんな資格があるのか」なんて思ったり。患者さんに愚痴をこぼしたこともあります。
  発達障がいとされる子どもたちとの関わりの上でも、客観的にならなければと思いつつ他人事とは思えない部分を多々感じました。頭の中のどこかに常に「甲状腺」があり、それが心にブレーキをかけているようなモヤモヤした閉塞感。このメッセージページのアップがしばらく滞っていたのも、全てはそのせいです。

  何故にそこまでにのめり込まなければならないのか。
  やはり、それが僕の「こだわり」です。
  誰に頼まれたわけでもない、期待されるわけでもないのに、やらずにはいられない、あきらめきれない。
(県の甲状腺超音波健診については、過剰診断であるとか過剰治療とか、否定的な意見も多々あるようです。これについても、後日またアップいたします)

  今回は、今何かに挑戦している方、挫折しかかっている方、あるいは挫折したと思っている方に向けて、この体験を伝えたかったのみです。
  スタッフに見守られ、Hさんに支援されたことで壁を乗り越えられた。人とのつながりが人を救う。甲状腺超音波検査認定試験を通して、そのことに気づけたことが何より大きかったのかもしれません。
  成功により得られる歓喜や賞賛は誇りの証。しかしそれ以上に、失敗からもたらされる教訓は尊いのです。

平成29年1月10日
 

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熊本・大分のみなさまへ

先週からの地震のために大変な思いをされているみなさま。
心よりお見舞い申し上げます。
地震は必ずおさまります。
こんなことが、いつまでも続くはずがありません。

福島県のJMAT(日本医師会災害医療チーム)等が結成されましたら、必ず支援に向かわせていただきます。

平成28年4月22日

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各種イベント情報 (2016年~)

第93回子育て支援セミナーのお知らせ

新型コロナウイルス感染症対策のため、8月27日第93回子育て支援セミナーは中止となりました。

  場 所: 二本松市子育て支援センター
  日 時:

中止 令和2年8月27日(木)1時30分~2時30分

  テーマ:

「スキンケアの話」

~あせも、湿疹、乾燥肌、敏感肌の対応について~

  (セミナーについての詳細は、「子育て支援」のページをご参照ください)

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第92回子育て支援セミナーのお知らせ

  場 所: 二本松市子育て支援センター
  日 時:

令和2年6月18日(木)1時30分~2時30分

  テーマ:

「新型コロナウイルス感染症について」

~正しい知識を知ろう~

  (セミナーについての詳細は、「子育て支援」のページをご参照ください)

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第91回子育て支援セミナーのお知らせ

  場 所: 二本松市子育て支援センター
  日 時:

令和2年2月20日(木)1時30分~2時30分

  テーマ:

「アレルギーの話」

~種類、症状、対応について~

  (セミナーについての詳細は、「子育て支援」のページをご参照ください)

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